更新日:2017/6/9

南アフリカらしい時間

南アフリカらしい時間

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……治療のために訪れるマンデラ氏の家は、7年の間に、ヨハネスブルグ郊外、トランスカイ、そしてケープタウンの大統領邸と変わっていった。そのすべての家に、一歩足を踏み入れると静かな気持ちになれる独特の雰囲気があった。私は職業柄、ずんぶんたくさんの家にうかがうのだが、家に入った途端に気持ちが入れ替わるあのような体験を、他の家でしたことは一度もない。マンデラ氏とのやりとりを思い出すたびに、それぞれの家の空気も一緒にやってくるのではと思われるほど、家の印象は強い。(「あとがき」より)

ケープタウンのレストラン街の下宿から子連れでマンデラ大統領の鍼治療に通う日々。シングルマザーとなった著者とこの町で生きる人々との間に交わされるやりとり…『手でふれた南アフリカ』から17年、生活者の視点で南アフリカを描く待望のエッセイ集第2弾!

Ⅰ.レストラン街の日々
 角の洗濯屋/キャンプストリートの一日/助産師/息子のきょうだいたち/服を買わない生き方/ラマダンが済んだら/子どものまわりの大人たち/捨てられた子どもの行方
Ⅱ.マンデラの家
 アフリカの礼儀/水を運ぶ/元旦の散歩/バスタオル/詩人/指導者の姿勢/交渉
Ⅲ.南アフリカらしい時間
 アフリカの家族/少年刑務所で教える――ジョンの話/無口な職人たち/活動家になる前は/百ある理由のひとつ/サリーを着た隣人/メイドという職業/シングルマザーのお手本/ひとりで山を歩く/護送車

著者略歴
植田 智加子
1960年東京生まれ。津田塾大学卒業。鍼灸師。1990年、ネルソン・マンデラ氏の来日を機に、同氏の治療をするようになる。90年代の大半を南アフリカで過ごし、1995年にケープタウンで鍼灸院を開設。2002年帰国

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