合気解明
・炭粉良三著/46判184頁、本体価格:1400円/ISBN978-4-87525-264-1
「合気だ極意だと言ってる奴らが一度でも我々のステージに上がってきたことがあったか!? 口先だけなら何とでも言えるのだ!」
一人の空手家は合気に対し、当然とも言える疑問を抱いていた。
――しかし、彼はその後、合気の実在を身をもって知ることになる。不可思議な合気の現象を空手家の視点から解き明かした意欲作!
序にかえて
第一部 合気私考
──人間の業にあらず、神の業なり──/合気への懐疑/合気との出会い/「人形化」は正しいか?──合気のメカニズム私考──/極意へ──合気の実際──/第一部への後書き
第二部 続・合気私考
─遥か、意識の外側にて織りなされる奇跡の業─
第二部への序に代えて/合気の階梯/昭和町ドリーム/合気の可能性
終わりに/後日談
炭粉 良三
1956年兵庫県生まれ。長く空手の稽古にいそしみ、柔術や活法も習い修める。2008年3月保江邦夫教授と邂逅、合気の技を目の当たりにし、同年7月その実戦性を知る。同時に合気に治療原理を発見。爾来、冠光寺流活法の完成に向け研究工夫の日々を送っている。