どんぐり亭物語
『問題行動を起こす子はクラスの宝――みんなでその子のことを自分のことのように真剣に考えることで、どんな人とも希望をもって、暖かくつきあっていくことのできる社会性を子ども達は育てていく。』
子供の大好きな著者は、子ども達全員が幸せになるように心をくだいて学級づくりをする。その中でうまれた数々のエピソードは感動の涙を誘う。
学級を担任している先生、カウンセラー、子育て中のお母さん、人生に悩んでいる人、すべての人に読んでほしい一冊。
- ヒヨドリがくれた夢
- 山小屋を造ろう
- どんぐり亭の誕生
- どんぐり亭活動の開始
- ある不登校児との出会い
- 樹のお医者さんにならなくては
- 自然とともに
- いまどきの教育事情
- 復帰プログラムの流れ
- 元気な来亭者たち
- シンちゃん登場
- シンちゃんどんぐり亭にやってくる
- 高学年のシンちゃん
- シンちゃんの卒業式
- それから
- あとがき
著者略歴 加藤 久雄
1961年群馬県生まれ。同志社大学文学部社会学科社会学専攻。自然学舎「どんぐり亭」亭主。高崎市立豊岡小学校勤務。樹木・環境ネットワーク協会会員。日本樹木保護協会認定樹医2級。グリーンセイバー・マスター