精神医学・心理学

ゆりかごから墓場まで(近刊)ー辛くない子育て 辛くない介護ー

三角大慈著/A5判 並製 164頁/本体価格1800円/ISBN:978-4-87525-363-1

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明るい、希望のある新しい日本をつくるための日本再生の切り札、「子育て」「看取り(終末期医療)」を様々な事例や参考文献を交え、分かりやすく解説。
死生観を考えさせられる1冊です。
文章も分かりやすく、長時間、没頭させられます。
医療と共に生きていく事の難しさなどが例を交えて表現されており共感出来る箇所が多々。


万物の起源

中込照明著/四六判 並製 236頁/本体価格1800円/ISBN:978-4-87525-360-0

万物の起源書影

・われわれの意識、情念、観念、感性は進化の過程で偶然に獲得されたものではなく、モナドの本質に根差したものである。したがって、またほかの動物はもとより、植物、さらには物質に至るまで我々と同じ意識、情念、観念、感性を共有し理解しあえる。(本書「はじめに」より)

・元となる論文「量子モナド論」から30年余りを経てようやくたどり着いた境地。一般的にこの世界は物質と物質以外のものからなると考えられることが多いが、そんな凡庸な解釈を塗りつぶす、斬新でありながら極めて自然なこの世界の解釈および解説である。

・本書によって、宇宙も人の世も、あらゆる事象が矛盾なく一本の糸でつながることになる。


ユング心理学からみた子どもの深層  バウンダリー叢書  

秋山さと子著/46判並製、224頁/本体価格 1400円/ISBN:978-4-87525-294-8

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子どもの世界、それは無意識の大きな生命力に動かされたファンタジーの世界。
それを理解することは、子どもの成長にとっていかに大切なことか。
子ども時代の記憶の断片や、詩や、お伽話、神話などの中にある表現を通して、子どもの心を理解しようとする試みの一つ。
そして、子どもに特有な世界の表現を身につけて、実際に子どもたちと一つの世界を共有し、理解しあった人たちの体験的な話を集めた本である。

東洋の知で心脳問題は解けるか -量では駄目である ー

大谷悟著 /46判上製、176頁,本体価格:1,800円/
ISBN978-4-87525-283-2

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『心はどこまで脳にあるか』の著者による第2弾! 
欧米の空間偏重と数量化の思考から抜け出さないかぎり心の理解はできない。……道元の「量では駄目である」をキーワードに、サルトルやベルクソンらの助けをかりながら、東洋の知を駆使して「心脳問題」の深奥にせまる会心作。

うつ病治療と現代アメリカ社会  日本は何を学べるか

川西結子著/ 46判並製 232頁/ 本体 1800円
ISBN 978-4-87525-286-3

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ここ数年、さまざまなストレスによる日本人の心の病に関する報道が途切れることはない。一説には100万人ものうつ病患者あるいはその予備軍がいるといわれている。そしてようやく「心のケア」という概念が一般の人々にも広まりはじめてきたかに見える日本社会。
一方映画やTVのドラマの日常のなかに頻繁にセラピストが顔を出すアメリカではどうなのだろうか?
精神治療の先進国に見えるアメリカの現状から日本は何かを学べるのだろうか?
著者は「うつ病治療」なかでもミドルエイジクライシスと呼ばれる世代に焦点を当て、さまざまな状況、職業のうつ病患者たちにインタビューするなかでアメリカのうつ病治療の現状を探り、さらに現代のアメリカが抱える医療問題をもあぶりだす。アメリカ、ニューヨーク市からの渾身のレポートである。

ステップ式 質的研究法 TAEの理論と応用   

得丸さと子著/A5判 232頁、本体価格:2400円/ISBN978-4-87525-269-6

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教育学、心理学、社会学、看護学などの分野で、質的研究の重要性が認識されつつあります。本書は、フォーカシングの創始者として知られるユージン・ジェンドリンが開発した理論構築法TAE(Thinking At the Edge)を、質的研究法として応用することを提案するものです。TAEは14ステップの具体的作業手順から構成されているため、初めて質的研究に取り組む人でも、無理なく分析を進めることができます。本書では、各ステップの作業例を示しながら、理論的解説をおこなっています。

教員、カウンセラー、看護師などヒューマンサービスに携わる人々やその分野の研究者はもちろんのこと、およそ知的生産に携わる人々に、今取り組んでいる問題の解決・新局面の開拓に有効な知的アプローチの一手段として、本書をお奨めします。

自然現象と心の構造――非因果的連関の原理

・C.G.ユング・W.パウリ、河合隼雄・村上陽一郎訳/46判270頁、口絵6頁、2000円/ISBN4-87525-061-4

内なる異性――アニムスとアニマ

・E.ユング、笠原嘉・吉本千鶴子訳/46判140頁、1500円/ISBN4-87525-062-2

子ども時代の内的世界

・F.G.ウイックス、秋山さと子他訳/46判372頁、2500円/ISBN4-87525-097-5

学習障害児と家族のために全2巻

・R.A. ガードナー著、上野一彦訳/A5判平均100頁

I:両親へ――1200円/ISBN4-87525-167-X
II:子どもたちへ――1200円/ISBN4-87525-168-8

沈黙と自閉――分裂病者の現象学的治療論

・松尾 正著/46判276頁、2000円/ISBN4-87525-119-X

親子関係の進化――子ども期の心理発生的歴史学

・L. ドゥモース、宮澤康人他訳/46判290頁、2800円/ISBN4-87525-133-5

小児自閉症

・B. リムランド、熊代永・星野仁彦・安藤ひろ子訳/A5判308頁、4000円/ISBN4-87525-086-X

中学生の精神衛生――調査と事例研究

・池田由子編著/46判250頁、1800円/ISBN4-87525-115-7

人間化――考える心と詩的言語の誕生

・小嶋謙四郎著/46判212頁、2000円/ISBN4-87525-166-1

しあわせ眼鏡【品切】

・河合隼雄著/46判260頁、1400円/ISBN4-87525-186-6

文化精神医学の贈物――台湾から日本へ

・林 憲/46判214頁、本体1800円/ISBN4-87525-217-X