謎の空手・氣空術
剛の代表である空手――その威力を捨て去ることによって相手を倒す「氣空の拳」!
それは、本来目に見えぬ、身体が動く以前に勝負を決する合気を、空手の攻防に応用したもの……と言葉では言えても、それはほとんど実現不可能ではないだろうか。
しかし、この不思議な技をできるだけ具体的・丁寧に、超高速撮影を駆使して説き起こし、ここにその存在をひろく世に問うものである。
武の世界に一石を投ずる問題の書。
もくじ
氣空の拳を受けて/炭粉良三
はじめに
第一部 技術総論
第二部 氣空術への道程
第三部 活法編
おわりに
私の、思い/岸川凌子
限りなく透明に近い愛/保江邦夫
著者紹介
畑村洋数:冠光寺眞法・氣空術/代表 空手道・拳友会/第二代会長